ファイルの登録
ファイルをデバイスやクラウド実行環境にデプロイするには、まずはファイルをアセットとして登録します。ここではファイルの登録方法を説明します。
まずは、プロジェクトのメニューからファイルsを選択して登録済みファイルアセットの一覧を表示します。
ファイル一覧の右下にある + ボタンをクリックします。
ファイルの追加ダイアログが表示されます。ここで登録したいファイルを選択します。
デプロイ先の選択
ファイルの登録時に、デプロイ先を選択します。
- エージェント実行環境/コネクション: enebular-agentがインストールされたデバイスにファイルをデプロイします
- クラウド実行環境: ZIPアーカイブ型のクラウド実行環境(AWS Lambda)にファイルをデプロイします
デプロイ先によって、設定項目が異なります。
エージェント実行環境/コネクションへのファイル登録
デプロイ先にエージェント実行環境/コネクションを選択した場合、以下の項目を設定します。
ファイルを点線内にドラッグアンドドロップする、もしくは select it をクリックして追加するファイルを選択してください。 また、以下の必須項目を設定してください。
| 項目名 | 説明 | 設定内容 |
|---|---|---|
| 名称 | ファイルのアセット名 | 分かりやすい任意の名前を入力します |
デプロイ先のディレクトリやデプロイ時の実行などの上記以外の設定項目の詳細は、ファイル設定を参照してください。
ファイルの選択、必須項目の入力後、ポップアップ下部のアップロードボタンをクリックしてファイルをアップロードします。
アップロードが完了すると、ファイルがアセットとして登録され、ファイルの概要タブが表示されます。
概要タブから、ファイルのデプロイや設定変更ができます。
デプロイ方法については、ファイルのデプロイを参照してください。
クラウド実行環境にデプロイするZIPファイル登録
デプロイ先にクラウド実行環境を選択した場合、ZIPアーカイブ向けクラウド実行環境にデプロイするZIPファイルを登録します。
設定項目
デプロイ先にクラウド実行環境を選択した場合、以下の項目を設定します。
| 項目名 | 説明 | 設定内容 |
|---|---|---|
| ファイル | 登録するZIPファイル | アプリケーションをZIP化したファイルを選択します(最大250MB) |
| 名称 | ファイルのアセット名 | 分かりやすい任意の名前を入力します |
| 説明 | ファイルの説明 | ファイルの説明を入力します(任意) |
| ハンドラー | ハンドラーの名前 | Lambda関数のハンドラーの名前を指定します |
制限事項
- デプロイ先がクラウド実行環境の場合、アップロードできるファイルはZIP形式かつ250MB以下とする必要があります
- ZIPファイル向けクラウド実行環境で構築された環境にのみデプロイ可能です
- 本機能で作成されたファイルは、以前から存在するエージェント実行環境/コネクションのファイルと区別され、それぞれ異なる用途で使用されます
登録手順
- ファイルを点線内にドラッグアンドドロップする、もしくは選択をクリックしてZIPファイルを選択します
- 名称(必須)を入力します
- 説明(任意)を入力します
- ハンドラー(必須)を入力します
- 例:
index.handler(Node.jsの場合) - 例:
lambda_function.lambda_handler(Pythonの場合)
- 例:
- Upload ボタンをクリックしてファイルをアップロードします
アップロードが完了すると、ファイルがアセットとして登録され、ファイルの概要タブが表示されます。
概要タブから、ZIPファイル向けクラウド実行環境へのデプロイができます。
デプロイ方法については、ファイルのデプロイの「クラウド実行環境へのデプロイ」を参照してください。