実行環境間の接続とは
実行環境間の接続の概要
実行環境間の接続は、エージェント実行環境で動作するフローと、クラウド実行環境で動作するフローの間で相互にメッセージのやり取りをできるようにする機能です。
本機能を利用可能にするための手順については実行環境間の接続準備を参照ください。
使用状況の確認
エージェント実行環境/クラウド実行環境ごとに、その環境から送信したメッセージ数とメッセージのサイズを使用状況
画面から確認できます。
使用状況
の詳細については、使用状況を参照してください。
利用制限
エージェント/クラウド実行環境ごとに、月単位に送信できるメッセージ数とメッセージサイズの上限があります。
エージェント実行環境の利用上限についてはエージェント実行環境の月当たりの利用上限を参照ください。
クラウド実行環境の利用上限についてはクラウド実行環境の月当たりの利用上限を参照ください。
注意事項
- エージェント実行環境とクラウド実行環境の間でのみメッセージのやり取りができます(エージェント実行環境同士やクラウド実行環境同士でメッセージをやり取りすることはできません)
- メッセージをやり取りする実行環境は、enebularの同一のプロジェクトに所属する必要があります。
- 実行環境間の接続機能を利用できるエージェントバージョンは2.17.2以降です。
- 実行環境間の接続機能を利用できるLCDP in / outノードバージョンは1.1.0以降です。
- 1回に送信できるメッセージサイズは、128KBまでです。
- 実行環境から送信したメッセージの順序は保証されません。送信するメッセージにIDなどを付与して、受信した実行環境側で判別する必要があります。
- 送信メッセージ数と送信メッセージサイズは、送信先の実行環境にメッセージが到達しなかった場合もカウントされます(たとえば、存在していない実行環境ID宛にメッセージを送信した場合にもカウントします)。
- メッセージの到達を保証しません。到達の確認が必要な場合は、メッセージを受信した実行環境から到達を示すメッセージを折り返すなどの仕組みを作成してください。