Introduction
このチュートリアルでは「enebular にサインアップし、フローを編集する」ということを実施します。(所要時間 20 分)
Table of Contents
enebular へのサインアップ
https://www.enebular.com にアクセスし、新規登録
ボタンを押下します。
入力フォームに必要な情報を入力してください。privacy policy と terms of service を確認したのち、sign up
ボタンを押下してください。
下記の画面が表示され、登録したメールアドレスに登録確認用のメールが送信されます。メールが送信されるまで数分かかる場合があります。
登録確認用のメールにて、確認が完了すると enebular.com にサインイン可能になります。
Go To Dashboard
をクリックしてください。
確認用メールが届かない場合
下記の手順で確認をお願いいたします。
- 正しいメールアカウントをチェックしていることを確認してください
- enebular.com からのメールがフィルタリングされていないことを確認してください
- [email protected] まで連絡をお願いします
Project の作成
enebular を始めるには、まず Project を作成します。サインイン後の画面にある Create Project からプロジェクトを作成します。
適当な title を入力して、Submit を押下します。
入力した名称で Project が作成されたことが一覧で確認できます。
Asset の作成
Project を作成したら、enebular の Asset の 1 つである Flow を作成しましょう。作成した Project を選択して Project の管理画面に移動します。
右下の + を押すと Asset を作成するモーダルが開きます。
Asset Type は flow
を選択して、Flow のタイトルをつけます。Flow へのデフォルトのアクセス権(default role to asset)は今回は edit, deploy, publish
に設定してください。一番下の category は任意のものを選択してください。
Continue を押すと作成が完了し、Flow の詳細ページに移動します。
Edit Flow を押します。
フローを編集する画面が立ち上がります。
フローの編集
Asset の作成が完了したので、フローを編集してみましょう。
ここではコンソールに Hello World !
と出力するシンプルなフローを作成します。
フローエディタでは、左側のパレットに並んでいるノードをワークスペースにドラッグアンドドロップして、ノード同士を繋いでフローを作成していきます。
下図の要領でinjectノード
をワークスペースの中にドラッグアンドドロップで配置してください。injectノード
はパレットの中で input に分類されています。
injectノード
は、フローを開始するトリガーとなるノードです。
同様の手順でdebugノード
を配置します。debugノード
はパレットの中で output に分類されています。
debugノード
は 右メニューの debug タブ にメッセージを出力するノードです。
下図のようにinjectノード
とdebugノード
をつなぎます。
Deploy ボタンを押下しフローを保存した後、画面右上の debug タブを選択します。最後にinjectノード
のボタンをクリックすることでフローが起動し debug タブにタイムスタンプが表示されます。
これでノードの配置、ノードのつなぎ方、そしてフローの起動方法が分かりました。
しかし今回はタイムスタンプではなく Hello World !
と出力するフローを作成したいので、今作ったフローをさらに編集します。
debugノード
はデフォルトの設定では、msg.payload
に設定された値を debug タブに出力します。
したがってmsg.payload
オブジェクトの値を Hello World !
という文字列で置き換えることによって、目的を達成することができます。msg.payload
の値を文字列に置き換えるには changeノード
を使用します。
injectノード
とdebugノード
の間に新しくchangeノード
を配置します。changeノード
はパレットの中で function に分類されています。
配置したchangeノード
をダブルクリックしノードの設定を行います。赤線で囲んだ部分にHello World !
と入力し Done ボタンを押下します。
Deploy ボタンを押下しフローを保存した後、inject ノードのボタンを押下します。debug タブにHello World !
と出力されます。
Well Done!
enebular の Project の作成方法、Asset(フロー)の作成方法、そしてシンプルなフローの編集が出来るようになりました。