ファイルのデプロイ

enebularにアセットとして登録したファイルをデバイスまたはクラウド実行環境にデプロイできます。ここではそのデプロイ方法について説明します。

デプロイ先について

ファイルのデプロイ先は、ファイル作成時に選択した内容により異なります。

  • エージェント実行環境/コネクション: enebular-agentがインストールされたデバイスにデプロイします
  • クラウド実行環境: AWS LambdaなどのクラウドサービスにZIPファイルをデプロイします

対象デバイス

デプロイ先が エージェント実行環境/コネクション の場合、以下の条件を満たしているデバイスのみにファイルをデプロイできます。

  • ライセンスが登録されたデバイスであること
  • デバイスがenebularと接続中であること
  • デバイスにバージョン2.3.0以降のenebular-agentがインストールされていること

デプロイ方法

デプロイ方法はデプロイ先により異なります。

エージェント実行環境/コネクションへのデプロイ

まずは、プロジェクトのメニューから ファイル を選択して登録済みファイルアセットの一覧を表示します。

ファイル一覧からデプロイしたいファイルを選択すると、ファイルの概要タブが表示されます。

ファイルをデプロイする場合、デプロイ ボタンをクリックします。 表示されるコネクション一覧から、デプロイしたいデバイスのあるコネクションを選択するか、エージェント実行環境を選択ボタンを押し、デプロイ先のエージェント実行環境を選択します。

※ コネクションをまだ登録していない場合、Flowデプロイの説明を参考にして登録してください。

デプロイ処理が始まり、ファイルのデプロイタブが表示されます。デプロイタブでは、デプロイ状態を確認できます。

デプロイが無事に完了すると、ステータス欄に成功が表示されます。

クラウド実行環境へのデプロイ

クラウド実行環境へのファイルデプロイには、以下の2つの方法があります。

ファイルの概要タブからのデプロイ

  1. プロジェクトのメニューからファイルを選択して登録済みファイルアセットの一覧を表示します
  2. デプロイしたいZIPファイルを選択すると、ファイルの概要タブが表示されます
  3. デプロイボタンをクリックすると、クラウド実行環境選択ダイアログが表示されます
  4. デプロイ先のクラウド実行環境を選択します(複数選択可能)
    • 検索ボックスで実行環境を検索できます
    • 各実行環境の名称、種別、ランタイムバージョン、ステータスが表示されます
  5. ファイルのバージョンが存在する場合は次へボタン、存在しない場合はデプロイボタンをクリックします
  6. バージョンが存在する場合は、バージョン選択ダイアログでデプロイするバージョンを選択してデプロイボタンをクリックします
  7. デプロイ処理が開始され、デプロイタブが表示されます
  8. デプロイが完了すると、各実行環境のデプロイ結果が表示されます

クラウド実行環境の概要タブからのデプロイ

ZIPファイル向けクラウド実行環境からファイルをデプロイすることもできます。

  1. プロジェクトのサイドバーからクラウド実行環境を選択します
  2. デプロイしたいクラウド実行環境を選択します
  3. 実行環境の概要タブでデプロイボタンをクリックします
  4. ファイル選択ダイアログが表示されるので、デプロイしたいZIPファイルを選択します
    • デプロイ先が「クラウド実行環境」のファイルのみが表示されます
    • 検索ボックスでファイルを検索できます
  5. ファイルにバージョンが存在する場合は次へボタン、存在しない場合はデプロイボタンをクリックします
  6. バージョンが存在する場合は、バージョン選択ダイアログでデプロイするバージョンを選択してデプロイボタンをクリックします
  7. デプロイ処理が開始され、実行環境のDeployment Historyが表示されます
  8. デプロイ処理が完了すると、デプロイ結果が表示されます

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