ログ
enebularでは、有料デバイスのログを確認できます。 ログを閲覧したいデバイスのモニタリング設定をONにしてください。 ※モニタリング設定については、Device Listのページを参照してください。
ログを閲覧するにはDevice Listよりログを見たい対象デバイスの右部にあるアイコンをクリックしてください。
enebular-agentのログ
enebular-agentはコンソール(stdout/stderr)に出力したログをenebularに送信します。
デフォルトでinfo
レベルのログのみの出力となっています。環境変数DEBUGにより出力設定をdebug
レベルへ変更できます。
また、enebuar agentはNode-REDがコンソールに出力するログすべてをキャプチャーします。Node-REDからキャプチャーしたログ内容はすべてinfo
のログレベルとしてロギングします。
起動後、フローデプロイ後の3分間は30秒毎にログを送信し、他の場合は5分毎にログを送信します。 また、システム終了時にログの送信を行います。
Node-REDのログ
Node-REDが出力するログはNode-REDの設定やノードの設定に依存します。 詳しくはNode-REDのドキュメントをご覧ください。
もし、Debugノードのログ出力をしたい場合は、Debugノードをシステムコンソール
の設定にすることで、コンソールへの出力が有効になります。
ログ画面の見方
enebular-agentのログ画面の例です。
- ログを出力したタイムスタンプ
- ログ
- ログを出力したサービス ※ internalはenebular-agentを指します
- ログレベル
- enebularがログを受信したタイムスタンプ ※ タイムスタンプをクリックすることによって、閲覧するログの時刻を選択できます
また、Debugノードから出力されるログは以下のように表示されます。
ログExport
enebularに蓄積されたデバイスのログを自分のPCにダウンロードできます。
Export対象のログは以下の2つを指定することにより特定します。
- Project(有料Projectのみが対象です)
- 期間(ログが送信された日付で指定します。タイムゾーンはUTCです)
上記を指定すると、指定したProjectに属するライセンス付きのデバイスが、指定した期間の間に送信したログをExportできます。
ログExportの手順
ログのExportの手順を以下に示します。
- Projectを選択する画面にて、ログをExportしたいデバイスが所属するProjectを選択します
- 左のメニューからDevicesをクリックします
- 右上に表示される
Export Logs
ボタンをクリックします - カレンダーが表示されるので、ログをExportしたい期間を選択し、
Export
ボタンをクリックします
上記を実施するとログのExportが始まり、完了したらメールにて通知します。 ログの量によっては最大24時間程度かかることがあります。
完了の通知メールには、ログを圧縮したZIPファイルをダウンロードするためのリンクが含まれますので、そのリンクをクリックしてダウンロードしてください。 ダウンロードのリンクは24時間有効です。
ダウンロードされるZIPファイル
圧縮対象のログファイル数が多い場合は分割して複数のZIPファイルを生成します。分割のルールは以下です。
- デバイスが出力したログファイル数を加算していき、1万ファイルを超えない範囲で1つのZIPファイルに圧縮します
- 1台のデバイスの生成したログファイルが1万ファイルを超える場合にはそれらを1つのZIPファイルに圧縮します
ダウンロードするログを圧縮したZIPファイルの名称は<Project名>.zip
です。
分割した場合は<Project名>_<N>.zip
です(Nは1から始まる整数)。
ZIPファイルを展開すると以下の構成のディレクトリ/ファイルが生成されます
<Project名>
フォルダー<Connection名>
フォルダー(同名のConnection名のフォルダーがすでに存在している場合はフォルダー名の後に_<M>
(Mは1から始まる整数)を付与します)<DeviceId>
フォルダー<UTCミリ秒>.json
ファイル(例: 1560506700000.json)
ログExportの制約事項
- 一度にExportできるログファイル数は120万ファイルです(Deviceは通常5分に1回ログを送信するため、Deviceが200台あった場合およそ20日分のログファイルを出力できます)
- 一度にExportできるログファイルの期間は30日分となります
- ログをExport中のProjectに対して同時にログをExportすることはできません
- システムがBusy状態の場合、システム負荷が低下するまでログExportを受け付けられないことがあります。数時間後に再度、実行してください