AWS IoTへのデプロイ
enebular では作成した Flow を AWS IoT を経由してデバイスにデプロイすることができます。
デプロイするには、以下の前提を満たす必要があります。
- ユーザーがAWSアカウントを作成済みであること
- デプロイ先のデバイスに
enebular-agentがインストールされていること - AWS IoTにデプロイ先のデバイスが
モノとして登録されていること - enebularでAWS IoTの
Connectionが作成されていること
enebular-agentのインストール方法とAWS IoTへのモノの登録については、こちらをご参照ください。
Connectionの作成方法については、AWS IoTのConnection作成をご参照ください。
Flow の作成
今回はデプロイする対象として以下のようなサンプルのFlowを作成します。

Flowを作成したら、Deployボタンを押下することにより保存します。

Flowのデプロイ
作成したFlowを、AWS IoTに接続されたデバイスにデプロイします。
Deployタブの[Deploy]ボタンを押します。

Select Connection for Deploymentダイアログに作成済みのConnectionのリストが表示されるので、デプロイ先のデバイスが接続されたConnectionを選択します。

選択したConnectionに接続されたデバイスの一覧が表示されます。

デプロイしたいデバイスをチェックし、[Deploy]ボタンを押すとデプロイが開始します。デプロイの履歴のリストで Deploy Status にチェックマークがついていれば成功です。

また、デバイス側のログで更新されているのが確認できるかと思います。


ログにunauthenticatedと出ますが、これはライセンスを未購入であることを表します。ライセンスがなくてもFlowは動作しますが、ライセンスを購入することでステータスやログの監視ができるようになります。
デプロイ可能なフローのサイズ
デプロイ先のデバイスにインストールされたenebular-agentには、パッケージ情報を含めて最大10MBのフローをデプロイできます。