enebular editor

Overview

enebular editorは、PC上でフローの編集と、編集したフローをAWS IoTAWS LambdaHerokuにデプロイできるソフトウェアです。

enebular editorにはデスクトップリモートの2つのモードがあります。

デスクトップ

enebular editorが稼働しているPC上でフローを編集するモードです。 PCに接続されたセンサーなどを利用したフローの開発ができます。

デスクトップモードはポート1888で走っています。

リモート

Raspberry Piなどで稼働するenebular-agent(v2.3.0以降)にenebular editorを接続してフローを編集するモードです。 Raspberry Piに接続したセンサーなどを利用するフローを編集・実行できます。

Raspberry Pi上で動作するenebular editorを利用してデスクトップモードで編集する方法もありますが、性能が十分に出ない場合はリモートモードをご利用ください。

エージェント実行環境でenebular-agentを利用する場合は、リモートモードでフローを編集することはできません。

ダッシュボード

ダッシュボードより、フローの追加・編集・確認ができます。

+フロー

画面上部右側のフローボタンをクリックすることで、フローを新規に追加できます。

フィルター

画面上部中央の検索ボックスを使用することで、フローのリストを入力したテキストでフィルタリングできます。

プレビュー

左端の列の目のアイコンをクリックすることで、Node-REDで作成したフローのプレビューを表示できます。

デスクトップモードで編集

編集列の左側のディスプレイのアイコンをクリックすることで、デスクトップモードでフローを編集する画面を開きます。

リモートモードで編集

編集列の中央の基盤のアイコンをクリックすることで、リモートモードでフローを編集する画面を開きます。

ブラウザで編集

編集列の右端の雲のアイコンをクリックすると、フローのOverview画面をWebブラウザで開きます。

Deploy

デプロイ列のアイコンをクリックすることで、作成したフローをデプロイできます。 次のデプロイ先に対応しています。

  • クラウド実行環境
  • エージェント実行環境
  • コネクション
    • AWS IoT
    • AWS Lambda
    • Heroku

Requirements

How to install

For Windows

  1. こちらからインストーラーをダウンロードします。

  2. exeファイルのインストーラーを実行します。

For Mac

  1. こちらからインストーラーをダウンロードします。

  2. dmgファイルのインストーラーを実行します。

※インストールしたenebular editorの初回起動時に、「“enebular editor.app”が悪質なソフトウェアかどうかをAppleでは確認できないため、このソフトウェアは開けません。」というダイアログが表示されることがあります。OKボタンを押してダイアログを閉じ、以下の手順を実施することで起動できます。

  1. システム設定 > セキュリティとプライバシー > 一般タブのダウンロードしたアプリケーションの実行許可欄から、このまま開くボタンをクリックします
  2. 「“enebular editor.app”が悪質なソフトウェアかどうかをAppleでは確認できないため、このソフトウェアは開けません。」ダイアログが表示されたら、開くボタンをクリックします

For Linux

Linux用のenebular editorがサポートするハードウェア / OSについては、動作環境を参照ください。

以下に、Raspberry Pi 4 Model Bにインストールして利用する例を示します。

  1. 以下コマンドを実行し、Node.jsの公式サイトから圧縮ファイルをダウンロード、解凍します

     VERSION=v18.15.0
     DISTRO=linux-armv7l
     cd /usr/src
     sudo wget https://nodejs.org/dist/$VERSION/node-$VERSION-$DISTRO.tar.xz
     sudo mkdir -p /usr/local/lib/nodejs
     sudo tar -xJvf node-$VERSION-$DISTRO.tar.xz -C /usr/local/lib/nodejs
    
  2. 以下コマンドを実行し、ホームディレクトリの.profileを開きます

     vi ~/.profile
    
  3. iキーを押下後.profileの最終行に、以下の行を追加します

     # Nodejs
     VERSION=v18.15.0
     DISTRO=linux-armv7l
     export PATH=/usr/local/lib/nodejs/node-$VERSION-$DISTRO/bin:$PATH
    
  4. escキーを押下後:wqコマンドを実行し上書き保存をします

  5. 以下コマンドを実行し、.profileを有効にしてリンクを張ります

     . ~/.profile
     sudo ln -s /usr/local/lib/nodejs/node-$VERSION-$DISTRO/bin/node /usr/bin/node
     sudo ln -s /usr/local/lib/nodejs/node-$VERSION-$DISTRO/bin/npm /usr/bin/npm
    
  6. 以下コマンドでnode、npmのバージョンが表示されればインストール完了です

     node -v
     npm -v
    
  7. 次に通知を表示するためのソフトウェアを以下のコマンドでインストールします

     sudo apt-get install libnotify-bin notification-daemon dbus
    
  8. 以下のコマンドでディスクトップ画面上に通知が表示されればインストール完了です

     notify-send "Notification Message"
    
  9. 通知が表示されない場合は、通知サーバーが起動されていないことが考えられますので、次のコマンドで通知サーバーを起動します。

     /usr/lib/notification-daemon/notification-daemon &
    

以下に、PC / Debian(64bit)にインストールして利用する例を示します。

  1. 以下コマンドを実行し、Node.jsの公式サイトから圧縮ファイルをダウンロード、解凍します

     VERSION=v18.15.0
     DISTRO=linux-x64
     cd /usr/src
     sudo wget https://nodejs.org/dist/$VERSION/node-$VERSION-$DISTRO.tar.xz
     sudo mkdir -p /usr/local/lib/nodejs
     sudo tar -xJvf node-$VERSION-$DISTRO.tar.xz -C /usr/local/lib/nodejs
    
  2. 以下コマンドを実行し、ホームディレクトリの.profileを開きます

     vi ~/.profile
    
  3. iキーを押下後.profileの最終行に、以下の行を追加します

     # Nodejs
     VERSION=v18.15.0
     DISTRO=linux-x64
     export PATH=/usr/local/lib/nodejs/node-$VERSION-$DISTRO/bin:$PATH
    
  4. escキーを押下後:wqコマンドを実行し上書き保存をします

  5. 以下コマンドを実行し、.profileを有効にしてリンクを張ります

     . ~/.profile
    
  6. 以下コマンドでnode、npmのバージョンが表示されればインストール完了です

     node -v
     npm -v
    

Linux用のenebular editorは、インストーラーを使ってインストールします。

  1. Linuxにログインしている状態でshellを開きます。
  2. インストールコマンドを入力します。

実行するハードウェアに応じて、インストールコマンドは以下の2種類があります。

PCにインストールする場合:

wget -4qO- https://enebular.com/editor-install | sudo -u "$USER" -E bash -s

Raspberry Pi 3 Model B / Raspberry Pi 4 Model Bにインストールする場合:

wget -4qO- https://enebular.com/editor-install | sudo -u "$USER" -E bash -s -- --arch=arm

How to uninstall

For Windows

  1. [スタートメニュー] > [設定]の順にクリックします
  2. [アプリ] をクリックします
  3. [enebular editor]をクリックします
  4. [アンインストール]をクリックします
  5. C:\ユーザー\<username>\AppData\Roaming\にある「enebular editor」フォルダーを削除します

For Mac

  1. Finderで「アプリケーション」フォルダーを開きます
  2. 「enebular editor」を探して右クリックします
  3. 表示されたメニューの「ゴミ箱に入れる」をクリックします
  4. /ユーザー/<username>/ライブラリ/Application Support/にある「enebular editor」フォルダーを削除します

For Linux

以下のフォルダー/ファイルを削除することでアンインストールできます。

  • ~/Applications/enebular-editorフォルダー
  • ~/.local/share/applications/enebular-editor.desktopファイル
  • ~/.config/enebular editorフォルダー

Linuxにログインしている状態でshellを開き、以下の3つのコマンドを実行することで削除できます。

rm -r ~/Applications/enebular-editor
rm ~/.local/share/applications/enebular-editor.desktop
rm -r ~/.config/enebular-editor/

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