RAVEN
RAVENは現在ご購入頂けません。
enebular Reference Board "RAVEN"は、IoTオーケストレーションサービスenebularのエッジデバイス向け評価ボードです。
小型ボディに無線機能および4つのI/Oコネクタを搭載し、簡単にenebularに接続することが可能です。
enebular-edge-agentのソフトウェアでフローの実行などの諸機能を使用できます。詳しくはIntroductionをご参照ください。
Table of Contents
内容物
以下のものが内容物です。
- RAVEN本体
- USBケーブル
- クイックスタートガイド
- 本体貼り付け用ステッカー
各部説明
- USB … 電源供給およびPC本体と接続する為の端子(USB microB)です
- USER SW … フロー経由で状態を読み取れるスイッチです。無線LAN設定時にも使用します
- USER LED … フロー経由で点灯状態を設定できるLEDです
- RESET SW … リセットスイッチです。本体に異常が起きた際に使用します
- PORT1-4 … フロー経由で機能を設定できるI/Oコネクタです
ハードウェアについて詳細な情報が知りたい方はTechnicalDetailをご参照ください。
使用前の準備
RAVENをお使いいただくには、以下の準備が必要です。
- 1ポート以上のUSB-A端子を持つPC、またはACアダプター
- 5V/0.5A以上を供給できる機器を使用してください
- インターネット(enebularサーバー)にアクセスできる無線機器
- RAVENは、ネットワークへの接続に2.4GHz帯(5GHz帯は非サポート)を使用します
- IEEE 802.11 b/g/nに対応したアクセスポイントをご準備ください
- Portに接続したいセンサー/アクチュエーター
- RAVENは、市販のセンサーおよびアクチュエーターを使用する事ができます
- 3.3V動作、ADC/UART/I2C/PWM/GPIOインタフェース、消費電流200mA( 4ポート合計 )までに対応します ※1
- 使用可能なセンサーはこちらを参照してください
- 利用可能なインタフェースの組み合わせには制限が有ります
※1 フローエディターのノードから設定可能なインタフェースは、ADC/GPIO、また一部I2Cに限られます。詳しくはフローエディターから各ノードの説明をご覧ください。
初期設定
無線LAN設定の手順を説明します。
- RAVENを
Setting Mode
で起動します。電源を入れ、セットアップが終わったときにUSER SW
が押されているとSetting Mode
に入ります。以下の方法が容易です- RAVENを
USBケーブル
で電源に接続します RESET SW
を押してすぐ離し、USER SW
を押し続けますUSER LED
が赤く点灯するまでUSER SW
を押し続けます( 5秒前後 )USER SW
を離してください。離した後もUSER LED
が赤く点灯したままになる事を確認してください- RAVENが
Setting Mode
で起動しています
- RAVENを
- Configurationを参照してSSID、およびパスワードの設定を行います
- 設定完了後
RESET SW
を押して直ぐに離します。RAVENがDefault Mode
で起動します - 起動時にRAVENが無線LANへの接続を試みている間、
USER LED
が点滅(0.1秒間隔)を繰り返します ※1- RAVENが無線LANの接続に成功すると
USER LED
が消灯します USER LED
が点滅を続ける場合、RAVENは無線LANに接続できていません。次のことを確認してください- お使いの無線LAN環境が利用可能なことを確認してください
- RAVENへのSSIDとパスワードの設定が正しいことを確認してください
- RAVENが無線LANの接続に成功すると
※1 enebular-edge-agent 1.3.0以降の場合の動きです。それ以前のバージョンの場合はUSER LED
が消灯したままです。enebular-edge-agentのバージョンを知る方法はこちらを参照してください。
免責事項
本製品は、お客様にご利用いただき、評価をしていただく目的で開発されております。従いまして、本製品をご利用いただいた場合の、お客様のアプリケーションについての動作、不具合の発生その他の事項に対しては、明示又は黙示を問わず、一切の保証を致しません。 本書は、製品の保証に関するものではありません。この製品の保証については、お買い上げの販売店にお問い合わせ下さい。
使用上の注意
- 直射日光の当たる場所、水気や湿気の有る場所では保管及び使用を行わないで下さい。故障、火災や感電の原因となる恐れが有ります。
- 強い衝撃や圧力(落下、重量物を乗せる等)を掛けないで下さい。誤動作や故障の原因となる恐れが有ります。
- 乳幼児の手の届く場所では使用しないで下さい。誤飲や怪我の恐れが有ります。
- 不安定な場所で使用しないで下さい。製品の落下により、けがや破損の原因となる恐れが有ります。
- 無線機器の使用を制限されている場所(医療機関、航空機内等)では使用しないで下さい。計器誤動作の原因となる恐れが有ります。
- 紙、布、布団等で覆った状態で放置しないで下さい。発火や発煙の原因となる恐れが有ります。
- 端子や筐体に異物を入れないで下さい。誤動作や故障の原因となる恐れが有ります。
- 濡れた手で製品に触らないで下さい。感電の原因となる恐れが有ります。
- 動作中にセンサコネクタの挿抜を行わないで下さい。誤動作や故障の原因となる恐れが有ります。
- 本製品に付された表示を消去、除去又は汚損しないでください。
- その他、本書に記載のない事項については、本製品に適用される利用規約の定めに従うものとします。