アップデート手順

概要

本手順書では、enebular-agentアップデート(ユーティリティ)を使用したアップデート手順を説明します。

本手順書では、両方のアップデート手順を記載していますが、enebular-agentアップデートはすでにデバイスにインストールされている接続方法に合わせてアップデートを行います。
なお、Pelion Device Managementでインストールしているenebular-agentはアップデートできません。

アップデートは、対象デバイスのLinux OS上でシェルスクリプト(以降、アップデートスクリプト)を実行することにより行われます。

説明

前提条件

アップデートスクリプトを実行する前に確認する事項は以下の項目です。

  • バージョン2.4.0以降のenebular-agentのインストールが完了していること
  • enebularへの接続方法:AWS IoT
  • Raspbian Jessieで動作しているenebular-agentをバージョン2.10.0~2.15.5にアップデートする場合は、事前にRaspbian Stretchにアップデートしてから実施してください。(参考:Debian 8 (jessie) からのアップグレード

以下に対象毎の確認事項を記載しますが、これらはenebular-agentのインストール時に取得・準備した事項ですので、 インストールが完了してれば問題にならない項目ですが、 ※情報はアップデートスクリプトの実行に必要な情報ですので確認後に控えてください。

Linux

  • enebular-agentがサポートするDebian GNU/Linuxであること
  • enebular-agentを実行するユーザーが作成されていること(以降ではenebularユーザーが作成されているという前提で記載)
  • インストールに使用するユーザーがsudo権限(sudoコマンドを使用)を持っていること
  • インターネット接続環境があること

AWS IoT

  • AWSのアカウントが作成されていること
    • このアカウントにはAWSIoTConfigAccessの権限が与えられていること

enebular

  • enebularのアカウント
  • enebularのプロジェクト

インストール時のオプション

  • インストール時のオプションに--no-startup-registerを指定していないこと
    --no-startup-registerを指定していた場合、アップデートスクリプトを使用したアップデートは行えません。
    アップデートスクリプトを使用しないアップデートについては、 [email protected] までお問い合わせください。
    --no-startup-registerオプションの詳細は、インストール手順 - オプションを参照してください。

アップデートスクリプトの実行

アップデートスクリプトは、対象デバイスのLinuxにログインして、shellより以下のコマンドを入力することで実行できます。

wget -qO- https://enebular.com/agent-update | sudo -E bash -s -- オプション1 オプション2 ・・・

上記のコマンドを実行するフォルダーは、どこでも構いません。
アップデートスクリプトは、enebular.comサーバーよりインターネット経由で取得します。
アップデートに必要な情報(enebularへの接続方法:AWS IoT、インストール先フォルダー等)はアップデートスクリプトが環境変数等を参照して自動取得します。
そのため、任意のフォルダーでアップデートスクリプトを実行できます。
また、アップデートスクリプトはenebular-agentのサービスの起動状況によらず、アップデートを行うことができます。

オプション

アップデートスクリプトに設定できるオプションとオプション引数と省略可/不可は次の表のとおりです。

オプション オプション引数 省略可/不可 説明
--user =enebular-agentをインストールした名 省略不可 enebular-agentを実行するユーザー
-h,--help 無し 省略可 利用情報を出力する

オプション設定時の注意事項

オプション設定時の注意事項を列挙します。

  • オプションは複数指定可能です(オプションとオプションの間は半角ブランク)
  • オプション引数には不要な半角ブランクを入れないでください

事例

アップデートスクリプトの実行例

アップデートスクリプトの実行例を示します。

コマンド実行例(AWS IoTの場合)

wget -qO- https://enebular.com/agent-Update | sudo -E bash -s -- --user=enebular

上記事例のオプションの意味は以下のとおりです。

  • Linuxユーザーはenebular
  • その他のオプションは省略

結果

アップデートスクリプトは、アップデート前のenebular-agentを停止してからアップデート処理を行います。
その後アップデートしたenebular-agentを起動し、アップデートスクリプトは終了します。

enebular-agentの実行状況の確認方法

systemctl status enebular-agent-enebular.service

上記のコマンドを実行することでenebular-agentのサービスの起動状況(起動/停止)を確認できます。

sudo journalctl -ex -u enebular-agent-enebular.service

enebular-agentのサービスが起動している場合は、上記のコマンドを実行することでenebular-agentの実行状況を確認できます。

Node.jsのインストール

必要としているNode.jsのバージョンを利用可能にするため、Node.jsをダウンロードしインストールする場合があります。
Node.jsの詳細については、Node-RED - 備考を参照してください。

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